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FLEDGE は Protected Audience API になりました。

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FLEDGE API は Protected Audience API に名称が変更されました。今回は、その詳細や背景についてご紹介します。

私たちはデジタル広告の新しいメカニズムに関する取り組みを開始した当初、主なAPI の 1 つを開発段階では「First “Locally-Executed Decision over Groups” Experiment」、略してFLEDGE と呼んでいました。

FLEDGE API は実験的なものでした。サードパーティ Cookie やアプリ間 ID などの識別子を使用しないということは、よりプライバシーを保護しながらユーザーと広告を結び付ける新たな手段を模索するということを意味していたからです。

現在、多くの企業がこの技術の検証を行っており、100%のChrome ブラウザへ提供する準備を進めています。今ではFLEDGE は初期テストの段階を超えたものになっています。そうした状況を踏まえ、ユーザーのプライバシー保護を強化し、同時に広告の関連性を保ち、広告主と媒体のオーディエンス データを的確に保護するものであることを明確に表現する名称が必要になりました。
それが「Protected Audience API」です。

Google は現在さまざまなドキュメントに新しい名称を反映していますが、皆様にも公開資料やコミュニケーションで新しい名前をお使いいただき、名称の変更にご協力をいただければ幸いです。なおコード内では「FLEDGE」という表記が引き続き使用されます。大きな混乱が生じないよう、基盤となるAPI やコマンドに変更を加える予定はありません。